あいさつ文について

あいさつ文は定型的なフォーマットがありますので、
あいさつ文の文例を参考にしてください。
シチュエーション別にあいさつ文のポイントを記しておきます。


■年賀状と寒中見舞いあいさつ文

年賀状は時候のあいさつ文の代表格です。
旧交を温め、お互いの無事を確認し、日頃は疎遠になりがちな間柄を
取り結ぶ意味でも役割はおおきいです。
しかし、若者を中心にメールで簡便なあいさつ文で済ませる人が増え
年賀状の売上が年々下がっていますね・・

たとえ多忙でも年賀状の準備は早めにして、
やはり新年早々のあいさつ文ですので元旦に届くように
心掛けたいものです。

寒中見舞いは、寒の入りから立春までの30日間に出す
いわゆる寒中のあいさつ文です。立春以降は「余寒見舞い」です。


■暑中見舞いと残暑見舞いあいさつ文

時候のあいさつ文ですので、文頭にすぐに
「暑中お見舞い申し上げます」のあいさつ主文を書く形式は崩しません。
またどんなに暑くても、暦の上で立秋を過ぎれば
残暑見舞いのあいさつ文になりますので、お気をつけ下さい。
立秋は年によって異なりますが、8月8日前後です。


■結婚式通知のあいさつ文

言葉を慎重に選んで礼儀にかなった、心のこもったあいさつ文を
書きたいですね。発送は早目を心掛けてください。誰にでも都合が
ありますので、どんなに遅くても1ヶ月前に届くようにしてください。


■お祝いのあいさつ文

お祝いのあいさつ文は、受け取った相手が喜びを増すように
心掛けて書きたいものです。美辞麗句を並べ立てるより
素直なお祝いの気持ちをあいさつ文に込めたいですね。

お祝い事ですから忌み言葉には充分気をつけましょう。
ご年配の方は気にする方がいます。また、暗い印象を与える
あいさつ文にならないよう気をつけたいところです。


■お礼のあいさつ文

相手の好意や親切にこたえるお礼のあいさつ文は、その内容から
多岐にわたりますが、要は心のこもった謝意のあいさつ文に
なるように心がけ、早めに返事を出すことが大切です。

物を贈っていただいた返礼のあいさつ文は是非とも添えたいですね。
品物のお礼は従で、心のこもった返礼あいさつ文が主だと
心得ておきましょう。


■転居通知のあいさつ文

転居通知のあいさつ文は、はがきに印刷して出すのが通例です。
転居通知の場合、早すぎても遅くても相手に不都合をかけてしまいます。
移転の1週間前くらいに相手に届くようにするのがよいです。

就職先の紹介と身元保証人の依頼

■息子の就職を知人へ依頼

謹啓 新緑の候、貴台におかれましてはますます
ご清栄の段大慶に存じます。
 さて、私事で大変恐縮ですが、愚息が来春早稲田
大学法学部を卒業するにあたり、ぜひとも貴社に
就職したいと切望いたしております。世界に冠たる
貴社への入社が容易でないことは、本人も私も十二
分に承知いたしておりますが、決意を持って勉学に
励んでいる姿に、愚かな親心が蠢動いたし、貴台の
ご助力をお願いしたく筆を執った次第でございます。
 詳細は本人から直接申し上げさせたいと存じます
ので、お時間を拝借願えれば幸甚に存じます。何卒
ご高配のほどお願い申し上げます。
 まずは失礼ながら書中にてお願いまで。
                       敬白



■身元保証人の依頼

拝啓 春光うららかな候となりましたが、いかが
お過ごしでございましょうか。
 さて、お陰様にて長男浩司もこのたび慶應大学
医学部に合格し、4月からは親元を離れて通学する
ことになりました。
 入学手続きに際して、在京者2名の身元保証人
が必要とのことです。1名は東京に嫁している長女
の連れ合いにお願いしました。
 つきましては、長男を幼少時からお目にかけて
いただきました○○様にお引き受けいただきたく
お願いの手紙を差し上げた次第です。
 ご迷惑をお掛けすることのないよう、親として
十分に監督いたしますので、何とぞご承引下さい
ますよう、よろしくお願い申し上げます。
 略儀ながら書中にてお願い申し上げます。
                   敬具

転居通知のあいさつ文

■転居の通知あいさつ文

拝啓 日ましに暑さが厳しくなってまいりましたが、
皆様にはご健勝のことと存じます。

さて、このたび左記へ転居しましたのでお知らせ申し上げます。

(中略)

当地へお出向きの折はぜひお立ち寄り下さい。
なお、お手数ながらお手許の住所録をご訂正下さい。
 まずは、お知らせまで。              敬具

        記
  
  新住所 〒305-0032 茨城県つくば市竹園1-X-1
             TEL. 029-838-XXXX  


■新築による転居の通知あいさつ文 

拝啓 新涼のみぎり、皆様にはますますご清祥のことと
お慶び申し上げます。

このたび左記の地に、ささやかな住まいを新築いたし、8月下旬に
転居いたしました。
都心への通勤も慣れると比較的便利で、周辺には緑も広がっております。

お近くにお出向きの折はお気軽にお立ち寄りください。
 まずはお知らせまで。                敬白

        記
  
  新住所 〒305-0032 茨城県つくば市竹園1-X-1
             TEL. 029-838-XXXX 


■住所表示変更の通知あいさつ文

拝啓 さわやかな季節となりました。皆様ご健勝のことと存じます。

さて、このたび町村合併により住所表示が変更になりましたので、
お知らせ申し上げます。
お手数ですが、お手許の住所録をお改めお願いいたします。
 まずはお知らせまで。               敬具

        記
  
  新住所 〒305-0032 茨城県つくばみらい市絹の台1-X-1
       (旧住所 茨城県筑波郡谷和原村絹の台1-X-1) 
             TEL. 0297-55-XXXX  



    
 

お礼のあいさつ文

■結婚祝いへのお礼あいさつ文

謹啓 菊花薫る候、皆様におかれましてはますますご健勝のことと
お喜び申し上げます。

さて、このたびの私たちの結婚に際しましては、ご多用中の折
お運びくださり、また身にあまるご祝詞、お祝いの品を賜り
まことにありがとうございました。

(中略)

何かと至らぬ二人ではございますが、今後とも一層のご指導ご鞭撻を
賜りますようお願い申し上げます。

早速参上してお礼を申し上げるべきところ、略儀ながら書中をもって
御礼申し上げます
                            敬具


■出産祝いへのお礼あいさつ文

拝啓 ようやく花便りも聞かれるようになりました。
皆様にはお変わりなくお過ごしでございましょうか。

さて、このたびは長男○○の誕生に際しましては、ご丁重なお祝いの品を
いただきまして、まことにありがとうございます。
お陰をもちまして母子ともに元気でおりますので、
他事ながらご休心下さい。

本来ならば長男ともどもご挨拶に伺うところですが、
まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
                         敬具


■入学祝いへのお礼あいさつ文

拝啓 春暖の候、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。

このたびは、息子の高校入学に際しご丁重なお祝いをいただきまして
まことにありがとうございました。

お陰様で志望校に入学でき、本人はもとより家族中が緊張を解かれて
ほっとしております。お励ましいただきました皆様にお応えするためにも
有意義な高校生活を送って欲しいと念じております。

今後ともご指導いただきたくお願い申し上げます。
ご厚情を深謝いたし一筆したためました。
 御礼まで。                 敬具


■卒業祝いへのお礼あいさつ文

拝啓 桜のつぼみが日に日にふくらんでくるとともに、私の実社会への
スタートも秒読みに入りました。

先日は、私の卒業に際しまして、ご丁寧なお祝いをお贈りいただき
ありがとうございました。

(中略)

新しい職場では精一杯働くつもりですが、何分にも未熟な社会人一年生
どうぞご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
 まずはお礼まで。                  敬具


■新築祝いへのお礼あいさつ文

向寒のみぎり、皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、このたび私どもの新居完成に際し、早々にお祝いをいただき
ありがとうございました。

(中略)

どうぞ、折をみてお遊びにお出かけ下さい。
心からお待ち申し上げております。
 まずはお礼まで。                  敬具


■病気見舞いへのお礼あいさつ文

拝啓 厳寒の候、いよいよご清祥のこととお喜び申し上げます。

さて、先日はご丁重なお見舞状ありがとうございました。温かい激励の
お言葉は、まさに「百薬の長」で元気が湧いてまいりました。

(中略)

養生に努め健康を取り戻した際は、皆様にご心配やご迷惑を
おかけしないようにいたす所存でございます。今しばらくご容赦を
お願い申し上げます。
 まずは、とりあえず御礼まで。            敬具


■お歳暮へのお礼あいさつ文

冠省 師走を迎えてご多忙の毎日と存じます。

このたびは、いつもながらご丁重なお歳暮のお品をお贈りくださいまして、
まことにありがたく、厚くお礼申し上げます。
早速、家族ともども賞味させていただきました。

寒さ厳しき折から、いっそうご自愛専一にお願い申し上げます。
 まずは御礼まで。                  早々





お祝いのあいさつ文

■友人の取締役昇進を祝うあいさつ文

このたびは、取締役ご就任おめでとうございます。
学生時代から抜群の統率力でしたが、この機にいち早く結実したものと
思われます。ご家族の皆様もお喜びのことでしょう。

貴君に寄せられる期待は大きいはずです。当然その責任も重くなる
でしょうが、何ぶんにも健康専一に。

近いうちに仲間を集めて祝賀会を開きたいと思っています。
日程が決まり次第ご連絡いたします。ご多忙とは思いますが、
我々の祝杯ぜひ受けていただきたいと思います。

まずは取り急ぎお祝いの気持ちまで。
                     早々


■後輩の就職を祝うあいさつ文

拝啓 陽春の候、貴君にはますますご健勝にてご活躍のことと思います。
今春めでたく大学を卒業され、かねて念願の○○会社にご就職の由、
誠におめでとうございます。

(中略)

ともあれ入社早々、何かと気苦労も多いことと思います。
近々、貴君の就職を祝い一盃乾そうではないか。
近くにおいでの節はご一報下さい。
まずは就職のお祝いまで。                敬具


■初めての出産を祝うあいさつ文

おめでとうございます。
めでたく女の子をご出産なされたとのこと、心からお喜び申し上げます。

初産のこと、とても気にかかっておりましたがお二人ともお元気の由、
ご主人様よりお聞きして安心いたしました。

(中略)

落ちつかれました頃に伺いたいと存じますが、心ばかりのお祝いの品
別便にてお送りいたしましたのでお納め下さい。


■自宅新築を祝うあいさつ文

拝啓 涼秋の候、皆様ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、ご新築、ご移転のお知らせをいただき大慶に存じます。
承るところでは、御地は近年急速に開発が進み、都心への交通機関も
至便とのことです。さらには、自然も大いに確保されているご様子で
何よりと存じます。

いずれ参上して、拝見させていただきたく存じますが
まずはお祝いのしるしに○○を配送させていただきました。
ご笑納いただければ幸いです。

まずは書中にてお祝いまで。
                           敬具



 

結婚のあいさつ文

■本人の名で出す結婚通知あいさつ文

風薫るさわやかな季節になりました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
私たちは、○○ご夫妻のご媒酌により、○月○日結婚いたしました。

うららかな春の日差しを浴び満開の桜の花の下、新たな人生の旅立ちを
いたしましたが、これからはお互いに初心を忘れずに、励まし協力して
明るい家庭を築いてまいります。

まだまだ至らぬ私たちですので、今後とも温かくも厳しい助言をいただき
ます様、よろしくお願い申し上げます。

  平成18年5月吉日

                     山田 一郎
               (旧姓 佐藤) 由紀子 


■転居通知を兼ねた結婚の通知あいさつ文

謹啓 秋冷の候、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。 
さて、私どもはこのたび○○様ご夫妻のご媒酌により10月1日結婚式を挙げ
ました。未熟な私どもですが、明るく健やかな家庭を築くためお互い努力
していく所存です。どうかよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
なお、下記に新居を定めておりますので、お近くへお越しの折は、ぜひ
お立ち寄り下さい。

略儀ながら、書面を持ちましてお知らせ申し上げます。

  平成18年11月吉日

      〒305-0032 茨城県つくば市竹園1-1-1
            TEL. 029-838-XXXX
                     山田 一郎
               (旧姓 佐藤) 由紀子 


暑中見舞いと残暑見舞いあいさつ文

【注記】
 ・暑中見舞い→梅雨明け(7/20前後)から立秋(8/8前後)まで
 ・残暑見舞い→立秋以降


■暑中見舞いあいさつ文

暑中お見舞い申し上げます。

厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
日頃はひとかたならぬお引き立てにあずかり厚く御礼申し上げます。

酷暑の折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。


■暑中見舞い返事のあいさつ文

暑中お見舞いありがとうございました。

お陰様で暑さにめげずに無事に過ごさせていただいております。

まだまだ暑さも続きそうです。
どうぞご自愛専一のほどお願い申し上げます。


■残暑見舞いあいさつ文

残暑お見舞い申し上げます。

立秋とは名ばかりで毎日暑い日が続いておりますが、
ご健勝にてお過ごしでございますか。

涼風を待ちつつ、一層のご自愛のほどお祈り申し上げます。

【注記】
 ・どんなに暑くても、暦の上で立秋を過ぎると残暑見舞いあいさつ文
  なりますので気をつけたいところです。

年賀状と寒中見舞いあいさつ文

■一般的な年賀状あいさつ文

 謹んで新年のお祝いを申し上げます。

 旧年中はいろいろとお世話になりました。

 本年も何卒ご指導をお願い申し上げます。

 ご家族の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。


■上司への年賀状あいさつ文

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 旧年中は公私にわたって、格別のご厚情を賜りありがとうございました。
 本年も一層のご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。


■得意先への年賀状あいさつ文

 謹賀新年

 旧年中は格別のご愛顧にあずかり、厚く御礼申し上げます。
 お陰をもちまして無事に新年を迎えさせていただくことができました。

 新春を迎え、貴社ますますのご発展をお祈り申し上げますとともに
 本年も倍旧のお引き立て賜りますようお願い申し上げます。


■年賀状を出さなかった人への返事あいさつ文

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 はやばやとご丁寧なお祝詞を賜りまして、誠に恐縮に存じます。
 年末の慌ただしさにとりまぎれまして、
 不本意ながらごあいさつが遅れてしまいました。

 遅ればせながら皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


■喪中につき年賀状を出さないあいさつ文

 亡父の喪中につき、勝手ながら年頭のごあいさつを
 ご遠慮させていただきます。

 本年中に賜りましたご芳情を深謝いたしますとともに、
 明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。


■寒中見舞いあいさつ文(寒の入りから立春までの30日間に出します)

 寒中お見舞い申し上げます。

 日頃より格別のご厚誼を賜り厚くお礼を申し上げます。
 大寒以降、寒気も一段と厳しくなってまいりました。

 皆様におかれましては、くれぐれもご自愛のほど
 心よりお祈り申し上げます。
 

時候のあいさつ12ヶ月

■新年 謹賀新年/新春の候/年頭にあたり謹んでご祝詞を申し上げます/
              謹んで迎春のごあいさつを申し上げます

■1月 厳寒の候/厳冬の候/寒さ厳しい日が続いておりますが/
             野山は白く冬将軍の訪れですが

■2月 晩冬の候/余寒の候/立春とは名ばかりでまだまだ寒さが続きます              が/寒さもようやくゆるみましたが

■3月 早春の候/春寒の候/待ち遠しかった春の訪れに心はずむこの頃/              花便りもほどなく聞かれる頃になり

■4月 陽春の候/春暖の候/花咲き春たけなわのこの頃ですが/
              陽ざしもやわらかくすっかり春めいてまいり              ましたが

■5月 新緑の候/薫風の候/すがすがしい初夏の季節となり/
              風薫る今日この頃

■6月 立夏の候/梅雨の候/梅雨の晴れ間が恋しいこの頃ですが/
              すっかり夏めいてまいりましたが

■7月 盛夏の候/炎暑の候/梅雨も明け夏空がまぶしいこの頃ですが/
              すっかり夏めいてまいりましたが

■8月 晩夏の候/残暑の候/毎日厳しい暑さの続くこの頃/
              立秋とは名ばかりの暑さですが

■9月 初秋の候/新秋の候/朝夕は日ごとに涼しさの増すこの頃/
              さわやかな初秋の季節となりました

■10月 秋冷の候/錦秋の候/日ごとに秋の深まりを覚えるこの頃/
              菊薫る季節となりましたが

■11月 向寒の候/晩秋の候/朝夕は冷気が身にしみる頃となりました/
              秋の夜長をしみじみ感じるこの頃

■12月 寒冷の候/師走の候/歳の暮れも押し迫りましたが/
              寒さもいっそう身にしみるこの頃

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